正確には2025年2月4日子時から「乙巳」年は始まりますが、世界的には年も明けたことですので、今年何が起こるのか様々な角度から予測してみたいと思います。
2025の最初の四柱推命の盤です。測局の場合は年干を中心に看ていきます。
五行の数だけを数えても木が強いので、食傷火、財星土、官殺金が巡った時に景気が良くなります。
偏財格の一年ですので、産業による景気向上というよりは、株を中心とした金融での好景気となるでしょう。
年干乙の状態は月令を帯びていますが、水と太陽と鋏が足りていません。
年干が制をうけておりませんので、景気は昨年同様無秩序に乱高下することが予測されます。
2月3月は寅卯が空亡し、天干に土が巡りますので、景気は順調でしょう。4月5月は庚の制を受け、景気は秩序を取り戻します。乱高下が少なく、堅調という状態になります。6月から9月は再び乱高下を繰り返しますが、用神が巡る期間ですので、結果として株価は上がります。10月11月はようやく乙に陽があたります。本年最も株価があがる2か月間です。12月と1月は、11月までの株価を力強く維持するでしょう
政治では、無秩序で先の見えない状況となります。現状の少数与党の状態を表しているように思えます。2月3月は自民党は迷走する気配があります。
4月5月に入り、突如として何かしらの制度が整っていきます。現在話題になっている「103万円の壁」関連の事かもしれません。6月に入り、野党の状況に陰りが見えます。丁度今年の夏頃、参院通常選挙ですが、与党が過半数を維持する可能性が見えます。10月以降は政府に陽がさしてきますので、この辺りから内閣支持率が上がってくるかもしれません。
奇門遁甲 年盤 測局 (空亡寅卯)
奇門遁甲の測局は年盤を用い、年間を国家としてみます。私は月干を官公庁、日干を企業、時干を国民として占断します。
年干乙は兌宮にあり、宮からは剋され、死門と勾陳と同宮です。状態が良いとは思えませんが、昨年末からもめているUSスチールの買収問題や、アメリカとトランプ大統領の就任による関税引き上げなどがきっかけとなりアメリカとの同盟関係の崩壊などの懸念であったり、兌宮の方角は西ですので、日本の西、尖閣諸島から台湾にかけての有事であったりと、大きな懸念が見て取れます。こういう占いは外れてもらいたいものです。坤宮にも朱雀と景門があり少々西~西南にかけて不安があります。時期は申~酉月頃
地盤乙は元々の日本の状況ですが、乙は震宮で比和、生門と値符、壬が同宮ですが、空亡であるため、見せかけの景気の良さを示唆しています。これは物価高騰によるものと、大企業と中小企業の財務状態の乖離を表しているようにみれます。
日干、時干の甲は壬に置き換わりますので、企業や国民から生じられることとなり自民党は何らかの事態をきっかけに国民側から支持されることになります。月干戊は行政となりますが、乙甲から根を張られますので行政が政府を強くした支えする構図が見れます。
乾宮に驚門が入っています。北西(朝鮮半島か中国の辺り)で金属製のもので何か起きる可能性があります。離宮に力がありませんので、起きた事象に対して制御が効かせ辛いので解決する気配がありません。
他の宮を見てもよい状態の所がなく、日本全体に活気が見れません。東北地方は1月2月に天候上の問題に見舞われそうです。四柱推命と相反する結果となりました。反吟なので何か起きる時には予兆なく一気に噴き出します
2025年2月3日子時に年干支が乙巳に変わりますので、その時間のホロスコープから、2025年乙巳年に何が起きるかを予測したいと思います。
第一室にKeがありますので、国家は波乱、政府の横暴、道徳観の欠如、自身の欠如という状態に見舞われやすくなります。しかし、幸運度合いの強い木星からの影響で政治の迷走は収まりつつあります。夏の選挙では自民党は参院で過半数を維持します。
第五室の太陽は山羊座にいますので、慎重、倹約と言う意味が伴い、幸福感の欠如、減少という状態になります。また、第五室の山羊座の水星は、その逆で、知力の尊敬、創造力、投資の利、理性的、神経質という意味になります。これは国民の二極化が益々進むことの表れでしょう。富裕層は益々富み、貧困層は益々枯渇化します。景気はNISA等、投資によるものであり、活発な消費によるものではないでしょう。高級品がよく売れます。少子化は進みます。
第六室の土星は高揚しており魚座に入って、且つ定位におりますので、大吉星化します。忍耐は伴いますが技術の世界での躍進が目覚ましい年となります。今までの努力が報われるという意味もあります。半導体やAIの分野等で日本が躍進します。USスチールの買収も成功するのではないでしょうか。また伝染病は流行らないでしょう。
第七室は下弦の月と高揚した金星が魚座に入っています。婚姻数の増加、特に再婚が増えます。や女性の活躍が期待されます。もしくは婚姻している家庭に関しての税優遇や助成金などが大きくなる可能性もあります。魚座の月は幸福感を増幅させます。また日本人の世界的女優が大ブレイクします。しかしRaは、これと真逆の意味です。ここからも国民の二極化が見て取れます。もしくは独身者の増税などがあるかもしれません。これは103万円の壁等と騒がれている税制の変化を指しているのかもしれません。
第九室の木星は牡牛座に入る事から幸運・裕福・権勢というキーワードが強まりますので、この1年は二極化が進みながらも、国民の所得が上がる、税金が下がるとか、日本人の活躍による国民の幸福度があがることを意味します。
第十室、双子座にいる火星は、各地で起こっている戦火の落ち着きや、それに伴う世界的な景気の成長を予感させますが、世界の軍備は益々増強されることも示唆します。強いことが正義、カッコいいと思うような一年であり、世界的にも好景気な1年になります。
景気・・・景気は良くなります。しかし、消費のよるものと言うよりは、投資などを中心に活性化する気配があります。株価は上がり明日。また、国民の生
活もよくなるようですが、二極化は強くなります。これに伴う国民の不満は強くなりますが、それ以上の幸福感を得られる1年になりそうです。
世界的にも景気はよくなります。
結婚等・・結婚数が増えます。特に再婚ブームです。結婚数は増えますが、少子化は進みます。
政治・・・昨年は自民党の歴史的な敗退となりましたが、野党は今年に入り昨年までの勢いが止まります。国民にマニュフェストが「実現しない絵空事」
であることが理解されるからでしょう。夏の参院選と都議選は、自民党が過半数を確保します。国際的にもスポーツでの活躍は益々進みますが
外交などでも日本は優位になる気配があります。
戦争・・・東シナ海周辺での緊張は増しますが、ウクライナやガザ地区の戦争などは落ち着きます。しかし、各国の軍備増強は進みます。
以上、四柱推命、奇門遁甲、インド占星術による測局を行いました。来年の1月に、どうなったか検証いたしましょう!